静岡県 のバックアップ差分(No.4)


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*静岡県の地域構造 [#c26e6eef]

 静岡県の地形は、県域を分断するように南北に走る山と河が特徴的である。
東側から見ていくと、まずは箱根山の山脈が神奈川県との境界線となっている。
北に富士山を眺めながら県東部(伊豆+駿河国東部)の平地を西へ行くと、富士川という要衝に出会う。歴史的にはここより東を駿河河東と言うこともあった。
更に西へ行くと薩埵峠(さったとうげ)というこれまた交通の要がある。ここから箱根山までを駿河山東と呼ぶ場合もあった。
更に西へ行くと薩埵峠(さったとうげ)というこれまた交通の要がある。ここから箱根山までを駿河山東(やまひがし)と呼ぶ場合もあった。

 更に西へ行き、静岡市を通過して行き当たるのが、宇津ノ谷峠である。この峠は、一か所で様々な時代の道路が見られるという所で有名であり、文化的境界線ともなっている。
ここ以東と駿河国中と言った時代もある。

 更に西へ行くと大井川がある。有名な要衝であり、宇津ノ谷から大井川までを駿河山西といった時代もある。
 更に西へ行くと大井川がある。有名な要衝であり、宇津ノ谷から大井川までを駿河山西(やまにし)といった時代もある。

 そこから南西に行くと、牧ノ原台地があり、大井川からここまでは歴史的には遠江国榛原郡であった。静岡市からここまでを一般的に静岡県中部という。
また、牧ノ原台地から西を静岡県西部という。

 また、掛川市と袋井市・森町の境界線、それと浜名湖は、文化境界線の一つとなっている。

*地域区分 [#l92c331c]

|>|CENTER:BGCOLOR(Aqua):|>|CENTER:BGCOLOR(Aqua):県庁|CENTER:BGCOLOR(Aqua):国|CENTER:BGCOLOR(Aqua):|CENTER:BGCOLOR(Aqua):|
|[[伊&BR;豆&BR;地&BR;方>伊豆地方]]||東&BR;部||伊&BR;豆&BR;国|||
|~||~|賀&BR;茂|~|||
|~||~||~|||
|>||~||駿&BR;河&BR;国|||
|>||>|中部|~|||
|>||>|~|遠&BR;江&BR;国|||
|>||>|西部|~|||
|>||>|~|~|||
|>|||||||







静岡県庁の区分では、東部(+賀茂)・中部・西部であるが、これは交通を経済を主眼に置いた分類であり、再考を要する。
まず、沼津市・三島市を見ると、経済圏的には一体であるものの、合併せずに伊豆国・駿河国の境界線を保持している。これを鑑みるに、経済的・交通的には一体であっても、境界線を維持する動機があると見ていいだろう
そういうわけで、伊豆国の大部分を「[[伊豆地方]]」として考える。