静岡県

Last-modified: Sat, 23 Oct 2021 21:02:35 JST (909d)
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静岡県
行政区画JP:日本国
JP-22:静岡県
旧区画伊豆国、駿河国、遠江国
包括地名中部地方、東海地方
カテゴリCategory/Region/J/4

行政区画

分野により管轄が異なるのでおおよそのものを示す

地域統計医療圏市町村
賀茂地域伊豆半島賀茂下田市
賀茂郡東伊豆町
賀茂郡河津町
賀茂郡南伊豆町
賀茂郡松崎町
賀茂郡西伊豆町
熱海伊東熱海市
伊東市
東部地域駿東田方伊豆市
伊豆の国市
田方郡函南町
東部三島市
沼津市
御殿場市
裾野市
駿東郡清水町
駿東郡長泉町
駿東郡小山町
富士富士市
富士宮市
中部地域中部静岡静岡市
志太榛原藤枝市
島田市
焼津市
牧之原市
榛原郡吉田町
榛原郡川根本町
西部地域西部中東遠掛川市
袋井市
御前崎市
菊川市
周智郡森町
西部浜松市
湖西市

地域名

  • 伊豆地方
  • 駿河山東
    • 駿河河東
  • 駿河国中
    • 安倍山/安倍三河内
      • 大河内
      • 中河内
      • 西河内
    • 藁科
  • 志太榛原地域
    • 川根地方
    • 志太地域(駿河山西/志太地方)
      • 向榛原
    • 榛南
  • 遠州地方(西部)
    • 東遠
    • 中遠
    • 北遠
    • 西遠

静岡県の地域構造

 静岡県の地形は、県域を分断するように南北に走る山と河が特徴的である。
東側から見ていくと、まずは箱根山の山脈が神奈川県との境界線となっている。
北に富士山を眺めながら県東部(伊豆+駿河国東部)の平地を西へ行くと、富士川という要衝に出会う。歴史的にはここより東を駿河河東と言うこともあった。
更に西へ行くと薩埵峠(さったとうげ)というこれまた交通の要がある。ここから箱根山までを駿河山東(やまひがし)と呼ぶ場合もあった。

 更に西へ行き、静岡市を通過して行き当たるのが、宇津ノ谷峠である。この峠は、一か所で様々な時代の道路が見られるという所で有名であり、文化的境界線ともなっている。
ここ以東と駿河国中と言った時代もある。

 更に西へ行くと大井川がある。有名な要衝であり、宇津ノ谷から大井川までを駿河山西(やまにし)といった時代もある。

 そこから南西に行くと、牧ノ原台地があり、大井川からここまでは歴史的には遠江国榛原郡であった。静岡市からここまでを一般的に静岡県中部という。
また、牧ノ原台地から西を静岡県西部という。

 また、掛川市と袋井市・森町の境界線、それと浜名湖は、文化境界線の一つとなっている。

地域区分の考え方

静岡県庁の区分では、東部(+賀茂)・中部・西部であるが、これは交通を経済を主眼に置いた分類であり、再考を要する。
まず、沼津市・三島市を見ると、経済圏的には一体であるものの、合併せずに伊豆国・駿河国の境界線を保持している。これを鑑みるに、経済的・交通的には一体であっても、境界線を維持する動機があると見ていいだろう
そういうわけで、伊豆国の大部分を「伊豆地方」として考える。

各地

北郷
小山町北郷地区。
明治22年に北方13か村が合併して北郷村を名乗った。
大岡
沼津市大岡地区。
明治22年に町村制度施行の際に旧荘名から大岡村と称す。
由比地区
静岡市清水区由比地区。
古代においては大部分が由比郷とみえる。西倉澤・東倉澤は別であったが、地形から見るに由比の一部であるほうが自然である。
江戸時代には大部分が由比宿組であるが、入山のみ内房村と組合。
近代において庵原郡由比町となり、平成の大合併で静岡市清水区由比地区となった。
西は薩埵山・薩埵峠を挟んで興津地区・小島地区。東は蒲原地区。北は富士市松野地区・富士川地区、富士宮市内房地区。
参考:静岡県庵原郡由比町誌 巻1 (庵原郡町村誌)
かぎあな
富士市中之郷鍵穴
富士市南松野桑木穴
静岡市清水区由比入山香木穴
の三つの地区に分かれるが、全て読みは「かぎあな」である。
初めて行った、旧富士川町松野エリア!
富士市議会議員 小池としあき|2009年 04月 29日

参考:富士川町誌 上巻(庵原郡町村誌)P163

古ハ別ニ鍵穴村トイヘル一部落アリ是又蒲原荘ニ属シ居タルコト明白ニシテ庵原巡礼記ニハ南松野中之郷由井三村ノ出合ニしテ香久穴トイヘリト叙セルヲ見レバ往時モ獨立しタル小村タリシコトヲ知ルニ足ルベシ然レ■中之郷ニ併合しタル年代ヲ知ラズ今ハ中之郷ノ地籍内ニ鍵穴トイヘル小字アリテ僅カ十敷戸ノ農家アルニ過ギズ

向榛原(新志太)
大井川の東であったが遠江国榛原郡であった地域を指す。志太郡の一部となり、現在は大部分が焼津市大井川地区。
磐南
磐田市の範囲は磐南5市町村と呼ばれていたことがある。