概要
キリスト教の教会施設および高級ホテルにおいて複数同時に爆発事件があり、テロと目されている。
発生場所と被害
- 発生場所はスリランカの最大都市コロンボを中心とする複数個所。
- 死者290人以上
- 死者253人
- 事件発生場所は以下の8か所
- シナモン・グランドホテル (Cinnamon Grand Hotel)
- 聖セバスチャン教会
- 事件発生は08:45
- 教会のあるネゴンボ (Negombo) はコロンボ北郊にある西部州ガンパハ県の都市
- シャングリラホテル
- 事件発生は08:45
- コロンボ市内に所在
- 自爆テロ:犯人は2人
- シナモン・グランドホテル
- 事件発生は08:50
- コロンボ市内に所在
- 自爆テロ:犯人は2人
- 聖アンソニー廟 (St Anthony's Shrine)
- 聖アンソニー廟
- 事件発生は08:45
- コロンボ市内に所在
- コロンボ国立病院へ搬送
- 聖セバスチャン教会 (St Sebastian's Church)
- 教会のあるネゴンボ (Negombo) はコロンボ北郊にある西部州ガンパハ県の都市
- ザイオン教会
- ザイオン教会(シオン教会)
- 事件発生は09:05
- 教会のあるバッティカロア (Batticoloa) は東部州バッティカロア県の都市
- デヒワラのホテル
- デヒワラの動物公園前のホテル
- 事件発生は13:45
- デヒワラ (Dehiwala) はコロンボ南郊にある西部州コロンボ県の都市
- オルゴダワッタ地区の住宅
- 事件発生は14:15
- コロンボ市北部のオルゴダワッタ (Orugodawatta)
- 警察が踏み込んだ際に爆発
- 警察官3人死亡
犯人
- スリランカ政府はイスラム過激派の犯行とみている
- グループ名:ナショナル・タウヒード・ジャマア (NTJ)
- 小規模団体であるため外国組織からの支援の可能性を捜査
- NTJ側は実行犯ザヘラン容疑者を2年前に除名したとしている
- ケゴール県仏像破壊事件の犯人グループ
- 【NTJと犯人グループの関係性はチェックが済んでいません。】
- ISが23日に犯行声明
- 犯人グループはISに忠誠
- 実行犯の多くは高い教育をうけた中流層
- 犯人グループの拠点は東部州バッティカロア県バッティカロア
- 東部州は内戦のあったところ
- 東部州は貿易を通じて中東と関係が深い
- スリランカ政府はISの関係者が130人国内にいるものと発表
- ザハラン・ハシム
- 犯人グループの指導者
- シャングリラホテルで死亡
- 出身:東部州バッティカロア県カッタンクディ
- NTJの指導者となるも過激化したため除名
- インドのタミル・ナードゥ州で過激化か?
- ユスフ・ムハンマド・イブラヒム
- 香辛料貿易商
- 息子二人が実行犯
- 一人はシャングリラホテルを攻撃
- もう一人はシナモン・グランドホテルを攻撃
- 隠れ家捜査で銃撃戦:15人死亡(27日)
- アブドゥル・ジャミール・モハメド
事項
- イースターのミサであったため、教会にいた人数は平常よりも多かった
- 犯行声明なし
- 国際空港の近くの道路で爆発物が発見された(21日 22:15)
- 警察がコロンボのバスターミナルで多数の起爆装置を発見
- スリランカ大統領府が22日に非常事態宣言、23日00時から施行
- スリランカ政府はイスラム過激派の犯行とみている
- グループ名:ナショナル・タウヒード・ジャマア (NTJ)
- 小規模団体であるため外国組織からの支援の可能性を捜査
- スリランカのカトリック教会、治安回復まで全教会を閉鎖
- インド当局はスリランカにテロの危険があることを伝えていた模様
- 事前情報にも関わらず、襲撃阻止できなかった政府へ批判
- 米国が情報提供というう噂が流れるも当局否定
- ヘマシリ・フェルナンド国防次官が引責辞任:25日
- プジット・ジャヤスンダラ警察長官が引責辞任:26日
- スリランカ政府、死者数を下方修正
- 遺体の損傷が激しく、二重数えることなどが起こったため
- ネゴンボからイスラム教徒が避難
- スリランカの重要イスラム団体が金曜礼拝を自宅で行うよう呼びかけ
- 団体名:All Ceylon Jamiyathul Ullama
- スリランカ国内に反イスラム感情
- シリセナ大統領がブルカを禁止を決定(29日から有効)
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