熱中症 のバックアップ(No.8)


熱中症予防・対策

予防の根幹は

  • 高温を避ける
  • 喪失した水分の補給
  • 喪失した塩分(などのミネラル分)の補給
    • 同時に糖分を摂取する

具体的対策としては、

  • 涼しいところに避難すること。
  • OS-1などの経口捕塩水を用意しておくこと。
    • (ただしこれを飲むのは熱中症の疑いがある時のみ。普段から飲むと塩分過多になる。)
  • ポカリスエットやスポーツドリンクで水分とミネラル分を補給する。
  • 『お茶系』『水分のみ』は避けること

【間違った予防・対策】

間違い:塩分・糖分をとらず、ただの水を大量に飲むこと。

水分は補給されるが、その分だけ血中の塩分(ナトリウム分)濃度が低くなるため、より重症化し、痙攣・嘔吐・頭痛等が起こる恐れがある。

間違い:お茶・コーヒーで水分補給

カフェインには利尿作用があるため、カフェインを含む飲み物を多く飲むと、逆に水分を失う恐れがある。

参考

熱中症 診療ガイドライン 2015
厚生労働省

熱中症からカラダを守ろう>症状別の救急処置
大塚製薬

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