中華人民共和国 のバックアップ(No.9)


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行政区画と地名

中国の行政区画制度は複雑だが、概ね
省級>地区級>県級>郷鎮級>社区、村
という階層構造を取っている。
○○市という名前でも、省級、地区級、県級のどの可能性もあるため注意が必要。
また、副省級市は地区級市の特別版であり、副省級区は省級市の下にある区の特別版。
なお、県級と郷鎮級の間の県轄区は、ほぼ解体された。

地域区分

公式
大区分
省級
東北東北黒竜江省、吉林省、遼寧省
華北京津冀華北河北省、北京市、天津市
華北山西省
華東山東省
中南河南省
西北西北陝西省、甘粛省、寧夏回族自治区、青海省の一部
華中華東江蘇省、上海市、安徽省、浙江省、江西省
湖広中南湖北省湖南省
巴蜀西南重慶市、四川省の大部分
華南華東福建省
中南広東省広西チワン族自治区海南省
雲貴西南貴州省、雲南省
華北内モンゴル自治区
西北新疆ウイグル自治区
西南チベット自治区、四川省西部など

浙江省

蒼南県金郷鎮

蒼南県金郷軍家話が分布

江西省

贛南(贛州市)

広義の客家系が多い。
狭義の客家人と本地人(地元民の意)の対立がある。(本客機闘)
参考「汀江流域の地域文化と客家」

海南省

三亜市崖州区

以前は崖県崖城鎮
崖城軍家話が分布

儋州市那大鎮

儋州軍家話が分布

回新社区、回輝社区

三亜市鳳凰鎮回新社区、回輝社区
回輝人(海南回族)の居住地。