提案論文
定義等
- 知識グラフ:\( G=(V_G,E_G,T_G) \)
- \( V_G \):エンティティ(頂点)の集合
- \( E_G \):述語の集合
- \( T_G \):トリプルの集合
- \( G=(V_G,E_G) \):無向グラフ (undirected graph)または有向グラフ (directed graph)
- \( \mathcal{G}_L=(V_L,E_L) \):線グラフ (line graph)
- \( G \)のエッジを\( \mathcal{G}_L \)のノードにする
- \( G \)のエッジが共通のノードを持つとき、\( \mathcal{G}_L \)の2頂点は隣接する
- \( G \)が有向のとき\( \mathcal{G}_L \)も有向。
Triple Line Graph
- 知識グラフからの線グラフ構築の問題点
- 意味が抜け落ちる
- Triple Line Graphの定義
- \( \mathcal{G}_L=(V_L,R_L,w) \)
- ノードは\( G \)のトリプルに対応
- \( \mathcal{G}_L \)の2つのノード\( s_1,p_1,o_1 \)と\( s_2,p_2,o_2 \)は、\( \{s_1,o_1\}\cap\{s_2,o_2\}\neq\emptyset \)のとき接続
- つまり、主語同士・目的語同士もしくは主語・目的語間に同じものがあれば接続。
- 関数\( w \)は値域\( [0,1] \)で、全てのエッジに重みづけをする。
Triple2Vecの手法
- Triple Line Graph の作成
- エッジの重みを計算する
- 重み付き Triple Line Graph の探索
- Skip-gram を利用したエンベッディングを行う