宇宙の大規模構造 のバックアップ(No.2)


現在見つかっている宇宙で最も大きい構造はボイド構造と呼ばれる。
宇宙空間における質量の分布は一様ではなく、光学的に観測できるものがほとんどないボイド(超空洞)の周囲に泡の膜のように集まった銀河の群れ(グレートウォール/銀河フィラメント)、が存在する。
これは初期宇宙の質量分布の揺らぎに由来し、時代が進むにしたがって重力によってこのような不均衡になったと考えられている。

宇宙の大規模構造、超銀河団、超空洞、壁
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第2回 宇宙の構造
神田展行|インターネット講座2004 「宇宙から素粒子へ」