ギルギット・バルティスタン準州

ギルギット・バルティスタン準州
Gilgit-Baltistan

略称はGB州。
英領時代はカシミール藩王国のギルギット管区 ( Gilgit Agency )、及び、ラダックのバルティスタン地区に相当した。
パキスタン統治時代においては、北部地区（Federally Administered Northern Areas）として編成され、後に現在の名に変更された。

バルティスタン地区 ( Baltistan Division ) には、チベット語系のバルティ語（ラダック語に近い）を話すイスラム教徒が多数派である。

旧ギルギット管区の言語環境は複雑である。シナー語などのダルド諸語系が多い。また、ワヒ族等のイラン系の言語を話す遊牧民や、孤立言語のブルシャスキー語を話す集団も存在する。
宗教的にはイスラム教が多数派。北部ではパキスタンでは珍しくシーア派が多い。その中でもアーガー・ハーンが率いるイスマーイール派も少なくない。また、南部ではスンニ派が多い。

GILGIT-BALTISTAN TOURISM DEPARTMENT
ギルギット・バルティスタン州観光局

Gilgit-Baltistan の行政区画

• Shigar: Gilgit-Baltistan gets 8th district
  PAMIR TIMES｜新県設置｜

• Kharmang becomes the ninth district of Gilgit-Baltistan
  PAMIR TIMES｜新県設置｜

• LIST OF TEHSILS/TALUKAS BY DISTRICT/DIVISION/PROVINCE (AS ON 10-01-2017)