関東フラグメント
Last-modified: Tue, 30 Oct 2018 16:51:07 JST (2367d)
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関東フラグメント Kanto fragment
関東平野の地下深くでは、
太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート(※1)が複雑に重なり合っているが、
ここにもう一層、関東フラグメントという層が存在するのではないかという仮説(※2)が持ち上がっている。
この仮説によると、関東フラグメントは、約二百万~三百万年前ごろに太平洋プレートの一部が破断し、破片として取り残されたものである。
※1 | 相当する陸側大陸プレートについては、断裂の関係から諸説ある。 (ユーラシアプレート、北米プレート、アムールプレート、オホーツクプレートなど) |
※2 | 証明するまではかなりの道のりが必要であると考えられる。 |
地震のモデル
関東フラグメントがあると仮定すると、通常は海底で起こるプレート境界性の地震が、首都圏直下でも起こりうると考えられる。
そのため、関東フラグメントが無いとするモデルよりも、重大な地震が起こりやすいことを示すモデルとなっている。
関東平野
関東平野は日本列島の中では比較的広い平野であり、その西側から北川を囲むように火山列がある(箱根山・富士山・八ヶ岳・浅間山・赤城山など)。
関東フラグメントの存在を仮定すると、説明しやすい。
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