ギョベックリ・テペ遺跡
Last-modified: Tue, 30 Oct 2018 17:54:55 JST (2347d)
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トルコ共和国南西部のシャンルウルファ県にある遺跡。
都市文明の発生と発達について、既存の説を覆す可能性のあるといわれている。
農耕・家畜
ギョベックリ・テペ遺跡は大型の都市化した遺跡である。出土した植物の種類は西アジア原産の作物種であったが、これらは全て野生型であり、栽培型ではなかった。
また、出土した動物骨からも、これが家畜ではなく狩猟に得られたものであり、家畜化の影響は見られない。
以上のことから、ギョベックリ・テペ遺跡は都市であるにもかかわらず、狩猟採集で成り立っていたと推測される。このため、既説の『農耕から都市』ではなく『都市から農耕』という発達段階を経た可能性を示唆する。
T字形石柱
ギョベックリ・テペ遺跡で目立つのは、T字形石柱である。これは人の形を模していて、おそらく男性像である。これも、地母神を基調とする新石器時代という見方を変えるものとなった。
T字形石柱に描かれた動物は、多くが野生の雄であると考えられ、家畜が存在しないことを示唆する。また、狩猟採集と無関係な動物を重視ししていることと、遺跡によって登場する動物種の頻度が異なることから、トーテミズムとの関連があるとの指摘もある。
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